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著作分類 IIRケーススタディ
著者 中馬宏之
論文タイトル 安川シーメンスNC:オープン・モジュラー型CNCで“巨人”ファナックに挑む
機関名 一橋大学イノベーション研究センター
ナンバー CASE#03-01
出版・発行年月 2003/06/01
要旨 安川シーメンスNC(YSNC)は、工作機械用CNC(コンピュータ数値制限装置)の開発・製造・販売会社として安川電機と独シーメンスの合弁で設立された。工作機械用CNCは、ドミナント・デザイン化した独自仕様のG言語を有するファナックが国内外にて圧倒的シェアを誇る市場だが、工作機械に対する高度化・複合化・微細化要求が急速に増大する環境変化のなか、オープン・アーキテクチャに基づく高度なモジュラー性を特徴とするYSNC製のCNCは、その柔軟かつ高速な多軸系統同時制御性によって、同業他社に大きな脅威を与え始めている。CNC業界全体のビジネス形態をも変化させる可能性を秘めたYSNC製CNCのこうしたテクノロジー特性とその市場へのインパクトを、聞き取り調査をもとに分析する。
備考 一橋ビジネスレビュー Vol.51-No.1
参考URL
ラベル 経営学
登録日 2003/06/30

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