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著作分類 IIRケーススタディ
著者 青島矢一:河西壮夫
論文タイトル 東レ(1): 東レ炭素繊維複合材料“トレカ”の技術開発
機関名 一橋大学イノベーション研究センター
ナンバー CASE#05-03
出版・発行年月 2005/02
要旨 東レは1971年にアクリル(PAN)系炭素繊維の商品化に成功して以来、炭素繊維市場の9割を占めるPAN系炭素繊維分野で世界的な競争力を持つ。同社は独自技術をもとに原糸から中間製品、加工品までを垂直統合し、現在は航空機向けやその他産業用途の需要拡大の追い風も受けている。しかし、''有望なマーケットリーダー''という理想的な地位を獲得するまでの道程は、平坦なものではなかった。炭素繊維は、次世代先端材料として期待が高い反面、多大な設備投資が必要な割に大量生産が困難という高コスト構造にあり、供給過剰のリスクもつきまとう。80年代後半以降、熾烈な競争を生き残った東レはどのような技術を用い、如何にしてその用途を拡大してきたのだろうか。
備考
参考URL
ラベル 組織論, 戦略論, 技術経営
登録日 2005/12/31

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