産業革命としてのカーボンニュートラル革命
市川類
『一橋ビジネスレビュー』 70巻 1号 8-23頁 (2022/06/30)
新たな産業革命であるといわれるカーボンニュートラルは、世界各国がその実現に向け、グリーン成長戦略に取り組んでいる。しかしながら、この「カーボンニュートラル革命」は、本当に過去の産業革命がもたらしたような経済成長を引き起こすのだろうか。本論文では、カーボンニュートラル革命について、過去との比較の下、特に産業転換、経済波及という2つのイノベ…
論文
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市川類
『一橋ビジネスレビュー』 70巻 1号 8-23頁 (2022/06/30)
新たな産業革命であるといわれるカーボンニュートラルは、世界各国がその実現に向け、グリーン成長戦略に取り組んでいる。しかしながら、この「カーボンニュートラル革命」は、本当に過去の産業革命がもたらしたような経済成長を引き起こすのだろうか。本論文では、カーボンニュートラル革命について、過去との比較の下、特に産業転換、経済波及という2つのイノベ…
論文
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市川類
『人工知能学会論文誌』 37 巻 3 号 p. IDS-A_1-9 (2022/05/01)
岡本知久:青島矢一
『一橋ビジネスレビュー』 69巻 3号 88-103頁 (2021/12/30)
論文
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市川類
WP#21-04 一橋大学イノベーション研究センター (2021/11/17)
近年、2050年までのカーボンニュートラルの実現は、世界的な最重要関心事項であり、世界各国においては、その実現のために、成長戦略の一環として、グリーンイノベーションの推進に取り組んでいる。一般的に、カーボンニュートラルの実現については、多くの困難があることは理解されつつも、イノベーション推進によるその実現への期待は高く、また、その実現可…
市川 類
WP#21-03 一橋大学イノベーション研究センター (2021/09/10)
技術・イノベーションは、一般的に、人間社会に対して大きなメリットをもたらす一方、その利用方法によっては、人間社会の有する社会規範(倫理)に抵触する可能性がある。このため、必要に応じ、当該技術・イノベーションに対して何らかの規制・制度が構築され、規律(ガバナンス)がかけられることになる。 その際、デジタル・AI技術については、特にプライ…
『日本経済新聞』 (2021/07/21)
著者:青島矢一, 2021年7月21日, 朝刊, 経済教室欄, 26面掲載
Higham, Kyle:Gaétande Rassenfosse:Adam B.Jaffe
『Research Policy』 Vol. 50 Issue 4 (2021/05/01)
The quality of novel technological innovations is extremely variable, and the ability to measure innovation quality is essential to sensible, evidence-based policy. Patents, an often vital precursor to a commercialised innovation, share this heterogeneous quality distribution. A pertinent question then arises: How should we define and …
市川 類
WP#21-02 一橋大学イノベーション研究センター (2021/02/28)
近年、国内外において、デジタルトランスフォーメーション(DX)への関心が高まっている。特に国内では、最近、ITコンサルタント等による多くの書籍が発行されつつあり、これらは、現場での経験に基づく非常に洞察深いものである。一方、DXについて、これまでの経営学・イノベーション論などに基づく議論を行っているような書籍はほとんど存在しない。この…
市川類
WP#20-16 一橋大学イノベーション研究センター (2020/12/11)
社会におけるデジタル技術の重要性が高まり、デジタルトランスフォーメーション(DX)への関心が高まる中、日本は、民間、政府ともにデジタル化が遅れていると言われる。それでは、日本のデジタル化は、イノベーションの観点から、どのような意味で遅れており、また、それは、どのような制度的・構造的な問題に依るものなのであろうか。 このような問題意識の…
マイケル・A. クスマノ:アナベル・ガワー:デヴィッド・B. ヨッフィー(著):青島矢一(監訳)
有斐閣(原著 The Business of Platforms)(2020/12/10)
ユーザーとイノベーター, 売手と買手などを接続してネットワーク効果を生み出し巨大化した産業プラットフォーム。既存企業の基盤を崩し去るかに見える, グーグル, アマゾン, フェイスブック等が巨額の利益を生み, 一方で莫大なお金を失う原理と実際, 光と影を示す。
著者:市川 類, 『リベラルタイム』, 2020年12月号, 22-23頁 (2020/12/01)
市川類
WP#20-15 一橋大学イノベーション研究センター (2020/10/02)
市川類
WP#20-14 一橋大学イノベーション研究センター (2020/08/28)
著者:青島矢一, 『週刊エコノミスト』, 8/11・18合併号, 第60回 エコノミスト賞受賞記念論文 (2020/08/04)
一般記事
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青島矢一:一ノ瀬裕城:田浦英明
『一橋ビジネスレビュー』 68巻 1号 14-31頁 (2020/06/25)
従来の日本企業の強みは、特定の製品カテゴリーを前提に、企業内で余剰資源を革新活動に振り向け、高度な擦り合わせを武器に次々と効率的に新製品を生み出していくことにあった。しかし、こうした日本型のイノベーションシステムは有効性を失い、先端領域における日本企業のプレゼンスは大きく低下している。デジタル時代に入った今日、モノの境界が取り払われ、企…
論文
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米倉誠一郎:和多利浩一:和多利恵津子
『一橋ビジネスレビュー』 第67巻 4号 62-74頁 (2020/04/02)
全自動衣類折り畳みロボット「ランドロイド」を開発・製造するセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズは、2011年に創業されたきわめて新しい企業である。創業者の阪根信一は、祖父・父ともにスタートアップ経験者という企業家家族の出身であり、アメリカで博士号を取得した経歴もある。この企業がユニークなのは、父親の経営する企業での修業から始まりスピンア…
論文
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Modic, Dolores : Tohru Yoshioka-Kobayashi, in Novotny, Adam : Einar Rasmussen : Tommy H. Clause : Johan Wiklund(編)『Research Handbook on Start-Up Incubation Ecosystems』 pp. 349-365
Edward Elgar Publishing(2020/02/01)
本の一章執筆
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和泉 章:前野剣吾:疋田侑也
『一橋ビジネスレビュー』 第67巻 3号 30-41頁 (2019/12/26)
消費者が、電気製品をはじめ、さまざまな家庭用製品を事故なく安心して使えることは社会的にきわめて重要である。家庭用製品の事故原因としては、事業者による製品の設計・製造に問題がある場合と、消費者が製品を不適切に使用した場合があるが、これらには両者間の情報の非対称性の存在も大きく影響している。このため、家庭用製品の安全確保には、法律による規制…
論文
関連URL:
松嶋一成: 青島矢一: 高田直樹, 『研究 技術 計画』 34巻4号、423-439頁
(2019/12/01)
『日本経済新聞』 (2019/10/03)
著者:青島矢一, 2019年10月3日 朝刊 35面掲載